そうだ、四国西予ジオパークに行こう♪須崎海岸・屋形船編

特集取材するガヨ(特集タイトル)
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第1回 須崎海岸・屋形船編
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突然はじまりました「そうだ、四国西予ジオパークに行こう♪」。これから夏にかけて約3~4回くらいで(適度に)、三瓶町にある四国西予ジオパークの見どころを紹介します!

…といっても「見どころはここですよ~(見どころの写真)。」と言うだけでは、どうやって観光していいのか分からないと思いますので、具体的にどういう楽しみ方があるのか?体験レポートしようという企画です。
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ところで「ジオパーク」って何よ?

geopark-logo皆さん、2013年9月24日、西予市一帯が日本ジオパークに認定されたのをご存じでしょうか!

「ジオパーク」とは、ジオ(地球)に親しみ、ジオを学ぶ旅、ジオツーリズムを楽しむ場所のこと。この「ジオパーク」という言葉には自然の原風景だけではなく、そこに暮らす人々の営みや文化も含まれています。なので「ジオパーク」とは西予市全域、自然とか人とか町並みとか…ぜ~んぶ!の事を指します。

日本ジオパークネットワーク
四国西予ジオマップ
四国西予ジオパーク構想(せいよ物産観光サイト)

西予市では、城川、野村、三瓶と東西に渡って、約4億年前の古い地層が見られます。そして我らが三瓶町の須崎海岸では、約4億年前の地層が縦に隆起して見られます!約4億年前という古いふるい地層は、国内でも珍しいそうです。

まぁ、さらっと『須崎の地層は約4億年前のものですよ』なんて言われてもピンとこないのですが…ええっと、恐竜が出現したのが2億5千万年前とのことなので…恐竜が生まれるよりもっと古い地層ということになり。

うーん、実感がわきません…。

そこで今回、みかめ本館さんの屋形船クルーズに参加させて頂き、須崎海岸の魅力を皆さんにお伝えしよう!そして私自身もその壮大なる歴史を体感してこよう!ということになりました。

※決して取材を装って屋形船に乗ってみたかったとか、そういう理由ではありません。

屋形船で見る須崎海岸

須崎海岸は陸からも階段・遊歩道で向かうことができますが、海から見るのも格別なんだとか!

geopark_1-07冬の間は波が高いため屋形船クルーズはお休みだったのですが、今年は今日が運行はじめとのこと!天気も良く、最高のクルーズ日和となりました(^^)。

予約していた時間にみかめ本館ロビーに集合し、すぐ目の前の船着場に移動。屋形船「住吉丸」に乗り込みますよ♪

まだまだ肌寒い時期、船なら余計に寒いだろう…と、防寒具を持参して来ましたが、屋形船の中はエアコン完備…心配無用でした。

もちろんトイレもあるし、カラオケもあったりして中で宴会も楽しめます。さらに今回、私たちはちょっぴり豪華なランチ付きです♪

いざクルーズスタート~!

出航してしばらくはお食事タイム。みかめ本館の社長さんがジオガイドとして、いろいろなお話をしてくださいました。私たち全員、地元三瓶人ばかりだったんですけど、知らなかった三瓶トリビアをいくつも披露していただき、「へ~~!」と感心するばかり。

geopark_1-01食事はご希望や予算にあわせて注文できますgeopark_1-02寝観音の頭部分(?)に近づいてきました

ヒラメの養殖場など、普段遠目でしか見られない場所などを通過しながら、いよいよ須崎海岸の近くにやってきました。

船のスピードもゆるまり、海上から見る縦の地層の岩場は、とてもダイナミック!

今目の前に広がっている地層は、すごい遠くから信じられない時間をかけて移動してきて、ちょっとずつ縦になって盛り上がってきて…って考えると、時間の流れが果てしなさすぎ!ちょっと、この壮大さは写真では伝わりにくいかも。

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地球ってすごい!

というか、人間て、なんてちっぽけなんだー。と。

みんな窓側に座りなおし、窓を開けて波風を感じながら、素晴らしい景色を堪能しました。

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須崎海岸を過ぎたあとは、周木の巴理島をぐるっと周り、八幡浜市の大島を眺めつつ、沖合へ。それまではほとんど波はなかったんですけど、このあたりから潮の流れが変わって波が立っているのを感じました。

やっぱり内陸とは全然違うんだな~。

あっ、酔いやすい人は、事前に酔い止めを服用することをお勧めします!すごく揺れるなんてことはないのですが、定期的な小さな揺れ、弱い人にはまぁまぁ…キます。私は酔う方ではないんですが、体調次第なんでしょうか、今回はちょっと酔うかも・・・?という感じになり、急いでご飯をかきこみました(笑)。

geopark_1-09周遊コースの一例です ご希望の時間や天候によって変更されますその後、方向音痴の私にはどこをどう走っているのか不明でしたが…おそらく南地区の方に向かっていたのでしょう、福島が見えてきました。くるっと回って今度は南地区から三瓶湾を帰っていきます。海からも、あらパークや、かくれの里のあずま屋が見えました!かくれの里のツツジが咲いている時に見たら、海からも見えそうだなぁ~と思いながら。

航路なんですが、社長さんが「コースは船長任せです」と言われていたので、波の高さとか乗船メンバーの地元とか船長の気分(笑)とかで、微妙に変わりそうです。

そしてみかめ本館前に戻ってきて、約90分のクルーズが終了!優雅にぜいたくな時間が楽しめました♪

地元の方でも!お客様のおもてなしにも!

よく見ているはずの須崎海岸、よく見て知っているはずの三瓶の風景…自分の町を海から眺めているだけなのに、とても新鮮な気持ちで楽しめました。私たちがまだ知らない三瓶町を堪能できたひとときでした。

お客様のおもてなし観光にもいいですが、地元の方が利用しても新たな発見や驚きがあり、十分楽しいと思います。サークルでの慰労会や懇親会でのぷち贅沢にもいいかも。

ぜひ1度は楽しんでみてくださいね!(レポート:編集部F)
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みかめ本館 屋形船クルーズ

屋形船チャーター料金:37,500円(税別・食事別)旅館オーナーさんのガイド付き!
・1週間前の予約が必要です。
・お食事の有無、内容、お食事場所など、みかめ本館スタッフさんが人数やご予算にあわせて対応して下さいます。まずはお問い合わせください!
電話:0894-33-2001ホテルみかめ本館

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※この体験レポートは2014年3月8日現在のものです。遊覧コースの詳細や営業日、料金等はご利用前に「みかめ本館」まで必ずお問い合わせくださいね。

コメント / トラックバック2件

  1. もいもい より:

    すごい!こんなの知らなかったです
    元地元民(産まれは三瓶今は他県)にとってはコレ良い情報ですね。
    次に帰ったら是非行きたいです!!!!

  2. ▼もいもいさん
    地元では「いや、須崎がいい景色なんは知ってるけどな。ジオ?西予市騒いでるけど、それ何なの?何か活動してんの?」っていうくらいほとんど浸透していないと思います。
    町外にいる三瓶人が興味を持って、帰省した時に「こんなのあるんやって!」と三瓶在住人に教えた方が浸透するかも…と思っています。情報の逆輸入というか。

    今後夏に向けて、須崎海岸を歩いて見る方法と、ちょっとリーズナブルな遊覧船を使って見る方法を連載する予定です。そちらも参考にご覧下さい!

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