産業廃棄物処理施設建設反対運動の署名が、4月20日付けで開始されました。現在一部の地区では、町内会等を経由して各戸に署名用紙が配布されています。
この反対署名運動は、3月10日に発足した「四区産廃施設建設反対委員会(四区区民一同)」と、4月5日に発足した「三瓶の水を守る会」主導で行われています。
両会が連名で配布している説明文書によると
『この施設の立地場所で水が汚染された場合、被害を受けるのは三瓶町民であるにも関わらず何の相談も連絡もなかった。水源と豊かな海を守るために建設反対運動を進める。』
とのことです。
立地土地は、宇和町郷内ですが(中略)水はすべて三瓶側谷道川に流れて、三瓶湾に入ります。(中略)古くから旧三瓶町全域並びに二木生地区まで実に三瓶町全体の約80%、6,100人の飲料水、生活水として井戸から汲み上げ、上水道として送っています。
愛媛県から西予市への移設事前協議の意見聴取(立地基準の適合に対する意見)に市長は「施設の立地上の支障はないと考えます。なお、(中略)周辺地域の環境、特に宇和町郷内地区及び三瓶町津布理地区に十分配慮されますようお願いします。」と回答していました。(中略)市はなぜ津布理区民等にこの事を知らせなかったのでしょうか?
この様な、西予市本庁一部職員で三瓶町民の生命にかかわる事案が処理されたことに対して、益々怒りを覚えます。4月9日の4区公民館での県の説明会で、「市は西予市の市長、幹部は場所が水源地であることを知っていた」との質問答弁には、参加者全員開いた口が塞がりませんでした。三瓶町民は外されています。[ 説明文書より一部抜粋 ]
現在、四区公民館に「四区産廃建設反対の会本部」が設置されています。署名は今月末までに各戸から回収する予定です。