
夏の祇園様(垣生・朝立)「茅の輪くぐり」
7月には神社で祇園様があります。垣生と朝立の神社に行ってきました。
■垣生・客神社(7/4)
7月4日、垣生の客神社で祇園様がありました。地元の方は「輪くぐり」などと呼んでいます。
今は、垣生の中央付近にある客神社ですが、昔はこの辺りまで潮が満ちていたそうです。おそらくその頃は、潮につかって病気除けをしていたのでしょう。
現在は、垣生で春祭りがなくなったことにより春に行っていたお神楽もこの日に行われます。
境内で行われるお神楽は夕方6時から10時までずっとあります。地元の人が作っている垣生のお神楽は、今ではあちこちのお祭りに呼ばれるほど垣生の名物となっています。
途中子供を抱いたり、モチを撒いたり、時が経つのを忘れるほど見入ってしまいました。
■朝立・国造神社(7/14)
国造神社では「夏越(なごし)祭り」と呼んでいます。一般的には「ぎおんさん」とか、輪くぐり、輪抜けですね。
各戸に配られる人形(ひとがた)は、名前、年齢など書いて、前日に床の下に敷いて寝ます。翌朝息を吹きかけ、けがれを人形にうつして奉納することで身心の清浄を祈願します。
■関連リンク
ニュース:去年の祇園様(国造神社)
