海の駅潮彩館
好きだから・・・三瓶 みかんず(c)studio tama,syu

太陽と海につつまれた 生活と文化のまち三瓶  所在地:愛媛県西予市三瓶町 >  MAPで確認

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須崎園地編


須崎観音まで続く一本道に車で突入


「けっこうこの道きれいにしてあるな〜」

目の前に木の枝を刈っている軽トラック

「わ、どうしよ、バック??どこまで戻ればいいがか」
「むこうが戻りだした」
「この先にペンション須崎があるけん。」

無事、ペンション須崎で軽トラックをやり過ごして上り道

「ペンション須崎まだやっとるが?」
「やっとるやっとる、そういえば須崎観音せんべい食べたことある?」
「あるよ」
「おぉ!オレない」
「オレもない」
「海の駅で売っとると思うけん、帰りに買ってみよ〜や」

須崎観音の入り口に到着


「駐車場きれいやなー」
「すげー!」
「トイレもめっちゃきれいや。なんか駐車場もひろがっとる」

「こっからの上りは歩きやな」
「お地蔵さんがいっぱいならんどるぞぉ」
「こういう四国八十八箇所めぐりみたいに番号ついたお地蔵さんって、ほんと多いよな!」
「ほんとやな、三瓶だけで何箇所あることか」

「お〜須崎観音や!(感慨深げ)この下に休める部屋があるんよ。野球しよったときに、みんなで来たことがあるけん」
「へ〜、トイレがあるのは知っとたけど、下にも部屋があるんか」

展望台眼下には一面の養殖いかだ

「このへんも赤潮で大変やったっていうよ」
(この頃、宇和海で発生した赤潮が甚大な被害を及ぼしニュースになってました)

「あ、観音様の扉が開いとる 観音様の中に観音様が!」
「ほんとや」

民度が高い 野村民

「下から人がぞろぞろ上ってきよるぞ」
「駐車場に停めてるバスにやまびこ会って書いてある。野村の老人会やない?」
「須崎観音は三瓶の一大観光スポットやからなー。海岸まで降りる?どっかから降りれたと思うけど」
「おう!降りるか」
「・・・!小さなお地蔵さんの前の灰皿に小銭がいっぱいはいっとる」
「全部のお地蔵さんにお供えしていったんやな・・・さすが野村民や 姿が見えてから上がってくるまで遅いと思った」

知ってる人は知っている海岸への階段

「おーい、こっから降りれるぞ」
「先に降りんの?」
「先にいってやー、蜘蛛の巣がひっかかるのいややから」
「う・・・了解」
「棒で払いながら降りたらええよ」
「おし、うらうらうらー!」
「降りるのはええけど上がる時がしんどそうやな・・この道は」

「おー、海の匂いがしてきた。初めて降りた」
「ふなむし地獄やー」
「昔はもっといっぱいおったぞ、わさわさわさーと」
「そういえば大きさが小ぶりやな。時期的なもんかな。 あ、奇怪な宇宙植物発見!」
「徐々に宇宙植物に侵食されていってるんやなー。 うほ!ごんずい発見や!」
「ごんずい?」
「藻のように見えるけど、一匹一匹が小さな魚よ!」


「このへんまでやね、潮が引いてるときはぐるっと向こう側までいけるけど」
「おぉ!すごいな 地層がくっきり」
「うわー!水の中にまで地層が」
「これは降りてきた甲斐があったな・・・」

須崎園地データ

須崎鼻は湾の反対側から見ると岬自体が観音様の寝姿のように見える。
船の安全航行を祈る観音様が祀られている。

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