最近こんなことがあったガヨ

秋祭りの準備はじまる

牛鬼つくり-06胴体の中から空を見上げる

8月26日(日)、秋祭りに向けて朴(ほおのき)地区の小牛づくりが始まりました。

いよいよ今年も秋祭りが近づいてきましたね!

ところで牛鬼には大牛と小牛がありますが、どちらも毎年一から作っているのをご存じでしたか。祭りの直後に胴体は燃やしてしまうため、山で竹を切るところからはじまるのです。

小牛づくりに参加した方にお話を伺ったところ、なんといっても山の中で竹を切り、それを運び出すのが一番の重労働だそうです。

竹の種類や縄の縛り方などによっても、牛鬼の仕上がり左右されます。このような技術やコツは地域のコミュニケーションの中から「口頭伝承」されています。

頑丈な牛鬼を作るため、地区の皆が力を合わせて完成させた時の達成感はひとしお。今年も勇壮なお練りと鉢合わせを期待できそうですね。

牛鬼つくり-01竹でぐるりと輪をつくる牛鬼つくり-02輪をすこしずつ曲げてひょうたん型に牛鬼つくり-03竹の長さも、おっちゃんたちから教わります

牛鬼つくり-04頭をつける部分です牛鬼つくり-05だいぶ牛鬼の形になってきました牛鬼つくり-07縛り方も地域の皆さんで受け継がれてきた特殊なものです

牛鬼つくり-08後日作業は続きますが、骨組みが完成しました!

(写真:オカモト1号)

関連リンク
三瓶の秋祭り・牛鬼編(特集取材するガヨ)
愛媛新聞ONLINE(2006年・牛鬼作り継承150年 三瓶・朝立地区 男手30人総掛かり 竹100本勘頼りに組み上げ)

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