三瓶から八幡浜に向かう県道沿い、和泉口の手前のカーブで時折煙がのぼっていました。ずっと気になっていたのですが、なんでも炭焼きをしているのだとか。
土居甚哉さんらが中心となり「炭人の里」というグループで好きな人らが集まって10年ほど前から炭焼きをしているのだとか。
最初に原材料の生木を集めるのが一仕事。一番炭に適しているのは三瓶町の町木でもあるうばめがし。ばべの木と呼んでいます。軽トラに1~2台分もの木を集め、手作りの窯の中に並べます。
焼き上がりまで3日。煙の色で焼き具合が判断できるそうです。無色になると焼き上がり。冷ますのに4日ほどかかります。
この日は新築の家の軒下に湿気とりでいれるための炭を作っていました。記者も木酢液と炭をいただき、炭は池の浦でのバーベキューに使わせていただきました。
取材の後、台風がきてこの時見学した炭焼き窯がつぶれてしまい、しばらくやっていないという話も聞きましたが煙があがるころまた取材したいです。
(この取材は2010年に行いました。)
懐かしい風景ですね。昔はどでも見られるもんじゃった。自分で小型の窯を造って遊んだことを
思い出しました。