魔の3歳児とかいうやつに言うことを聞かせる方法

どうも、自宅プログラマです。最近は各方面からお仕事をいただくようになりお断りすることも増えてきました。しかし毎回違った仕事で、初めて学ぶ事が多いのはうれしいのですがさっくり終わらせられないのが悩みの種です。

さてさて、今回は仕事以上に時間をとっているかもしれない、子育てのTIPSです。


子供はなかなか親の言うことを聞かないものです。特に3歳児。ぐずりだすともうだめ。でも本格的にぐずりだす前に、ワンチャンスあるかも。そんな時に、こうしてはどうですか

負けて勝つ作戦

服を着替えようとしないことありますね。無理に脱がせようとすると激しく抵抗、やっと着せてもすぐに脱いでしまう。
こんな時は、「お父ちゃん、あっち向いてるからね、ぜったい、ぜったい見ている間にズボン履かないでね!」と反対の方を向いて「ズボン、はーいーてーなーいーかーなー?」と振り向きます。「よしよし、ズボン履いてないな!」と満足げにうなずいて、また反対を向きます。この繰り返し。振り向いた時に着替えてる途中だったら「わ!どうしよ〜、見てない間にこんなに履いてる、ズボン履いてしまいそうだ〜!ぜったい、見ている間に履いたらだめよ!」と困ったフリ。最後まで履いていたら「わー!ズボン履かれた、悔しい〜!」と負けたフリをします。子供は親の言うことと反対の事をしたという満足感に加えて親に打ち勝ったという勝利感も得られ、もっと、もっと!と服を全部着てしまいます。

交換作戦

手に持ったものを離してくれないとき。無理に引き離すとぎゃん泣き確定。こういう時は、代わりのものをにぎらせてあげましょう。子供って単純ですな。なんでもいいので、その辺にあるもの、例えば洗濯バサミとかを手に取って「ぱっちん、ぱっちん、カニさーん。何でも挟むぞ〜、ん?交換する?」とやるとあっさり手に持ったものを渡してくれます。ポイントは、子供の興味が移るように、何気ないものでも面白いところをみつけてアピールすることです。

数を数える作戦

シャンプーとか、歯を磨くとか、子供が我慢しないといけないものは数を数えるといいです。「10数えるまでがまんしよっかー」とやれば、単に我慢するだけの時間から、目標に向かう時間に変えられ、褒める指標にもなります。もし途中で我慢できなくなっても、「4までいけたよ!すごい、新記録!」とやれば次はもっとできるようになります。

ごっこ遊びにする作戦

体を洗った後も風呂で遊んでいて浴槽に入らない時、そういう時はごっこ遊びにすると言う事をよく聞くようになります。浴槽に入って、「車で遊園地にいくよー、はやく乗って乗って!」とやって浴槽を車に見立てます。エアハンドルを握って、子供を後ろに乗せると肩までお湯につけてくれます。「はい、遊園地ついた!」と風呂からでるとその後もスムーズです。
ごっこ遊びにすると、子供からどんどん提案してくれることがあります。遊園地をコンビニにして欲しいとか、車でなくて船にして欲しいとか、子供からの提案は全面的に取り入れます。子供に遊びの主導権を持たせておくのがポイントです。

競争にする作戦

なかなか寝ないとき、「どっちが長いこと黙って目を閉じてられるか、競争だ!」…これは私の場合はマジで10秒かからず自分が寝てしまうのでめちゃくちゃ怒られます。

トイストーリー作戦

おもちゃがしゃべりだすとか、動いた痕跡があるとか、そういう演出。なかなか保育園に行かないとき、玄関の扉を開けて靴を玄関の先に並べておきます。「大変!お靴が、先に保育園に行ってくるって!」一回くらいは効きます。最初は何が起きたか分からない子供も、事態を飲み込むと「ぼくのお靴、待てー!」と信じてくれるのが楽しいです。
声色を使って「ぼく、リュック!ぼくもつれってって〜!」とバレバレな演出でも子供は付き合ってくれますよ。


以上、実際に使って効果あったものをご紹介しました。応用すればあらゆる状況で使えるんじゃないかと思います。どんなことでも遊びに変えることが出来るんです。

叱ってさせるよりそっちの方がいいかな、と思ってやってます。難点は、時間がかかることと、人がいるところだと親である自分自身がちょっと恥ずかしいということでしょうか。

それでも言う事聞かない、って時は、疲れてるとか、風邪ひいてるとかウンコ漏らしてるとかあるんで、適当に対処しましょう。