部屋の掃除をしていて、古いパソコンを整理したかったので引き取ってくれるところに8台ほどまとめて送り付けました、こんにちわ、ニートに近づきつつあるプログラマです！

キャンペーン中で、箱の隙間にいろいろ入れてよかったので、PCの周りをぬいぐるみで囲ってやりました。
思い出のPCたちと華やかにお別れできたんで、本当によかったです。

子供とゲームでもつくろうっかな

私はFlashは15年ほど前にやってから触っておらず、ここ2年ほどはUnityでゲームを作って遊んでいました。
年末ごろ、子供らが「バイオハザードして！」「青鬼して！」とクリアしたゲームを何度も一緒に遊ぶよう言ってくるので、それなら「作ったら？」と言うとちょっとやる気になっているようでした。

Flashのオーサリングソフトとしての素晴らしさは以前仕事として使っていて知っていましたし、小学１年生の子供には3DモデリングよりFlashのドローイングツールの方が分かりやすいだろうと思い、あえてUnityでなくてFlashで作ることにしました。

この時点でバイオハザードみたいな3Dアクションは諦めて、青鬼のような2Dアドベンチャーにすることが決まりました。ゲームは「鬼ごっこ」＋「かくれんぼ」みたいなやつです。細かくは決めていません。

まず、鉛筆ツールで線を描かせてみます。Flashが線を滑らかにしてくれることに喜んでいましたが、なかなか思うように線が描けないようです。ブラシツールにすると割りといい感じで描けました。
着せ替えとかやりたそうだったので、裸のキャラクターのレイヤーと服のレイヤーを分けて描きました。着せ替えシステムは後で考えることにします。（適当）

キャラクターが固まっていると面白く無いので、アニメーションを作ります。２フレーム目に最初の絵をコピーして、ちょっと違った絵を描きました。

これだけでステージ上でキャラクターが動くところが見えます。さすがFlashです。アニメーションの作りやすさでは他のツールの追随を許さないと思います。
自分の描いた絵が動く！これだけでけっこう面白いものです。

その裏で、キーボードを使ったキャラクターの操作システムを作り始めましたお父ちゃん。
そこで思ったのですが、Unityの場合だとキャラクターを動かすのは本当に簡単です。キャラクターコンポーネントをインスタンスにドラッグアンドドロップするだけです。でもFlashだと一から十まで作る必要があるので大変ですね。物理計算についてもそうです。Box2DとかFlashにもライブラリはあるので、その辺を使うと簡単なのかもしれませんが、デフォルトにはないです。特にActionScript3.0になってガベージコレクションのせいで難しさが増しているように思います。スクラッチビルドは楽しいですが、最初にゲームを作る人はここでつまづくでしょう。WEB上のドキュメントも公式が分かりにくかったり、ActionScript2.0の記事がでてきたりでつまづきやすいですし、協力してくれるプログラマがいるとか、初心者本を買える財力があるとかでないとUnityの方が実現が早いかもしれません。

Flashのゲーム作成で悩んだのが、オーサリングソフト上でプロパティを触れないことです。小学１年生の娘のために、簡単に作れるようにしておかないといけません。プログラムの中ではムービークリップに新しいプロパティを付けることができるのですが、オーサリングソフト上で出来ないんです。そんな馬鹿な、と思って、何度も調べてみたのですがみつかりませんでした。これもUnityでのゲーム制作に慣れてた自分には驚いたことでした。
ステージに配置したキャラクターの移動スピードや重さ、コントローラとの対応などプログラムで扱えるデータで持たせるしかないのでしょうか。とりあえずプロパティの代わりにムービークリップの子にシンボルを入れ、その名前でなんとかするようにしましたが…。頭の上についてる印がそうです。でも、ライブラリから持ってきたらシンボル名が付いてないので、自分で付けないといけないんですよね。うーん、直感的に作れない…みなさん、どうしてるんでしょう。

キャラクターを描くのに飽きてきた娘は今度はボイスの収録を始めました。Flashに録音ボタンがあればいいんですけどねぇ・・・惜しい！iMacの内蔵マイクで録音したファイルをitunesでmp3に変換し、ファイルをFlashのライブラリにドラッグアンドドロップすれば取り込み終了です。
キャラクターがぶつかった時に音声再生させるようにプログラムしました。
MP3ファイルの作り方さえ分かれば簡単にできました。Flashすごいです。

[swfobject]694[/swfobject]
（↑これです。移動するとこまで作りました。画面をクリックしたらキーボードで操作できます。このページをリロードして最初からできます。）

ゲームが完成するかどうか分かりませんが、ちょっとパラメータを変えてみたりキャラクターの縮尺を変えてみたりして子どもたちとわいわい遊んでいます。

そして、改めてFlashのすごさに気付きました。最初の素材作りがとても簡単にできる。
ActionScript3.0のプログラミングはちょっと微妙ですが、一本作ってみたいなぁ。

最近聴いているのは

オーラルヴァンパイアです。いいですねー。